★1977年10月・・・。おそらく、『ロック史上最高の瞬間芸』の行なわれた時です。このアルバムが発表されました。ピストルズの正式なアルバムは、これのみとなりました。 ★このアルバムもレコードが家にあります。VTRのほうを先に見て、その衝撃さめやらぬうちに、聴きまくりました。50回くらい続けて聴いたと思います。 ★1曲目、HOLIDAY IN THE SUN から、ノック・アウトされます。スティーブ・ジョーンズのギターが炸裂します。もしかしたら、スティーブのギターこそ、ピストルズの屋台骨だったのかもしれません。もちろん、ジョニー・ロットンのネバつくボーカルも絶好調です。歌詞では、ベルリンの壁を取り上げた政治的メッセージの強い曲です。 ★2曲目、BODIES。実は最も好きな曲です。イントロが不穏な雰囲気で鳴ったあと、一気にスティーブのギターが炸裂し、疾走感あふれる展開になります。『オレはケダモノじゃない!』『オレは役立たずじゃない!』という歌詞は、パンクスの叫びを代弁していると思います。 ★5曲目、GOD SAVE THE QUEEN。このクィーンとは、イギリス女王への冒涜だとして放送禁止になったにもかかわらず、大ヒットしました。NO FUTURE つまり、『未来なんかないぜ』という歌詞が印象的です。 ★8曲目、ANARCHY IN THE U.K. 。ファースト・シングルで大ヒットしました。やはり、放送禁止になりました。だって、アナーキズム(無政府主義)の曲ですからねぇ。もちろん、すごく好きな曲です。ギターでコピーしました。この曲のために、アメリカでは、政治的なバンドだと思われていたようです。なお、アメリカ・ツアーでは、U.K.をU.S.A.に変えて歌っていました。 ★その他、収録曲のすべてが良い仕上がりです。発売当時は乱暴なロックだったのでしょうが、今聴くと、とても聴きやすい優れたロック・アルバムだと思います。 ★まだ聴いていない人は、ぜひ聴いてください。イメージとは違う素晴らしさが味わえますよ。 [最新順][古い順] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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