★１９７５年１０月に発表されました。このシングルは、イギリスでは、９週間連続１位になりました。そして、アメリカでもトップ１０に入るヒットとなりました。
★そして、１９９１年１１月２４日。フレディー・マーキュリーの死とともに、イギリスでは再び１位になり、アメリカでも２位になる大ヒットとなりました。なお、同じ曲が再ヒットした場合では、極めてまれな記録です。
★アルバム「オペラ座の夜」の先行シングルとしてふさわしく、ロックとオペラの融合を見事に行っています。
★オーバー・ダビングにより、１８０人分の大コーラスを作り上げました。自分も初めて聴いたときには、圧倒されました。ロックを超えた芸術作品として敬意を抱いています。
★この曲の歌詞では、殺人罪により、死刑になる青年の心の葛藤が描かれています。しかしそのことは、１６年後にフレディー・マーキュリーがエイズで、死を宣告される運命を予見していたようにも思います。
★彼は、どんな気持ちでこの曲を聴き返し、そして歌ったのでしょうか…
★以下に、歌詞を紹介します。
これは現実なのか
それともただの幻か
まるで地滑りに遭ったようだ
現実から逃れることはできない
目を開いて
空を仰ぎ見るがいい
僕は哀れな男
でも同情はいらない
いつでも気ままに
さすらってきたから
いいこともあれば
悪いこともある
いずれにしても風は吹く
僕にとっては
たいしたことじゃない
ママ たった今人を殺してきた
頭に銃口を突きつけて
引き金を引いたら奴は死んだよ
ママ 人生は始まったばかりなのに･･･
僕はもうダメにしてしまったんだ
ママ ああママ
ママを泣かせるつもりじゃなかったんだけど…
明日の今頃になって
僕が戻らなくても
今までのように生きていってください
まるで何事もなかったように･･･
もう遅すぎる
僕の最期の時が来た
体中にふるえが走る
体中が苦痛に責めたてられる
さようなら、みなさん
僕はもう行かなくてはならない
みなさんのもとを離れ
真実と向き合う時だ
ママ ああママ
（いずれにしても風は吹く）
僕は死にたくないよ
時々考えてしまうよ
いっそのこと
生まれてこなければよかったのに･･･と
★……という歌詞が、預言のようで恐ろしくもあります。
★まだ、歌詞が続きます。魔王と会話し、救いを求めるのです。
★この曲は、数奇な運命をたどったフレディー・マーキュリーによって書かれたことで、ある種の魔力をもったとも言えます。こんな曲は、そうあるものでは、ありません。
★まだ、聴いていない人には、ぜひ聴いてほしいと思います。
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管理人
★書き込みありがとうございます。＼(^O^)／
★この曲の良さを十分に味わっている人がいて、自分も嬉しいです。(^^)v
★本当に奥深い曲ですね。ロック・オペラの歴史的な名曲ですよね。
★なお、イギリスでは、21世紀に残したい名曲の投票で１位に輝いたそうです。
4/621:39[削除]
匡史俺もこれ好き。
聴いてると ドキドキしますよね！
どんどん変わっていくメロディーの温度差に熱くなったり涙でてきたり!
フレディーの鋭い歌声にも注目の一曲ですね。
4/605:06[削除]
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