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【オペラ座の夜/クイーン】
オペラ座の夜/クイーン

★1975年11月発表です。イギリスでは1位。アメリカでは4位になるヒットとなりました。

★ロックとオペラの融合というコンセプトで製作されました。全編で、素晴らしいコーラスワークが行われています。クイーンの最高傑作という意見が多い作品です。

★そして、なんとゥこの作品には、「ノー・シンセサイザー」とクレジットされています。シンセサイザーを使えば簡単にできることを、丁寧にオーバー・ダビングを繰り返して作り上げたということです。こだわりの逸品という所でしょうか。


★このアルバムの収録曲について紹介します。


@「Death On Two Legs」

 鮮やかなピアノの後に、不穏なギター演奏で幕を開けます。ギターの音が、悪魔の叫び声にも聞こえます。

 この曲は、単に悪魔のことを歌ったのかと思っていましたが、クイーンの前のマネージャーである、ジャック・ネルソンに対する恨みを歌った曲らしいです。ヌォォ


A「Lazing On A Sunday Afternoon」

 このアルバムには、フレンチ・ポップ風の、オールド・スタイルの曲が多く収録されています。この曲もその1曲です。

 それらは、このアルバムを彩る大切なアクセントであり、オペラ風ロックの雰囲気を盛り上げています。


B「I'm In Love With My Car」

 ロジャー・テイラー(Dr)の作品。ボーカルも彼です。かなりハードなロックに仕上がっています。

 この曲は、「ボヘミアン・ラプソディー」のシングルB面に収録されています。


C「You're My Best Friend」

 この曲もシングル曲として、7位になるヒットを記録しています。

 「君がいるから生きていける」「君は僕の最高の友達」1曲目とはうって変わって、愛情あふれた名曲になっています。

 ジョン・ディーコン(Bs)の曲です。彼の優しさが伝わってきます。


D「'39」

 ブライアン・メイ(Gt)の曲であり、ボーカルも彼です。ただし、ブライアンの声はフレディーと似ているので、あまり違和感がありません。

 1939年を古き良き時代として歌っています。アコースティック・ギターで始まります。バンジョーのようにも聞こえますので、アメリカの開拓史を思わせます。

 なおイントロは、ビートルズの「夢の人」を思わせます。そして、ブライアンの特製ギターの音も十分に堪能できます。


E「Sweet Lady」

 ブライアンの曲。ハードなロックに仕上がっています。

 「スイート」と言っていますがそれは反語のようです。ひどい仕打ちをする彼女に、もっとスイートになったら、僕たちもうまくいくのにという歌詞です。


F「Seaside Rendezvous」

 これも、Aのようにフレンチ・ポップ風な曲です。個人的には、楽しくリズミカルな曲で気に入っています。

 これらの曲は、ビートルズの「ハニー・パイ」に似た雰囲気です。上品な感じで好きです。


G「The Prophet's Song」

 日本題は「予言者の唄」です。山の上から大衆に呼びかける予言者の様子が、大仰に描かれています。

 でもこの曲こそ、実はアルバムの中心になる曲ではないかと思います。8分を超える大曲です。

 のちの北欧メタル、ジャーマン・メタルに影響を与えた曲だと思います。

 ブライアンの曲。なお彼は、この曲で琴も弾いています。


H「Love Of My Life」

 アルバムの中で、最もリリカルでスイートなバラードです。ピアノを効果的に使っています。

 なおブライアンは、この曲でハープも弾いて、雰囲気を高めています。


I「Good Company」

 ブライアンの曲。ボーカルも彼です。ウクレレや、ジャズ・バンドも参加させて、楽しい雰囲気にしています。

 この曲も、AFと同様にフレンチ・ポップ風です。しかし、歌詞は辛口です。

 Good Company 良い仲間を大切にしよう〜良い会社が残った〜でもひとりぼっち〜人生を振り返り、良い仲間こそ大切だったという回顧禄のような曲です。


J「Bohemian Rhapsody」

 クイーンの最高傑作と言ってよいと思います。この曲の魅力や、歌詞の持つパワーや意味、予言的な魔力について、別に書いていますので、ご覧ください。


K「God Save The Queen」

 オペラの公演の時には、国歌を演奏するのが、習わしだそうです。

 ここで、イギリス国歌がギターで演奏されるのは、このアルバムが「オペラの公演だった」ことを強調しているのだと思います。


★…さて、作曲者やボーカルについて書いていない曲は、フレディーが作曲し、ボーカルをとっています。

 しかし、彼以外の3人のメンバーもたくさん貢献しています。まるで、ビートルズのようです。かくして大傑作アルバムが誕生したのでしょう。

 ポップ、ロック、プログレ、グラムなどなど、様々な要素が混じった「クイーン・ミュージック」の完成になったアルバムだと思います。

★シングル「ボヘミアン・ラプソディー」についても、別項に詳しく書いていますので、ご覧ください。
m(__)m

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